日時:2023年3月25日 14時~16時
場所:オンライン(Zoom)
内容:「学校生活と吃音」(どもることを大切にしたい)
- ①開催者(吃音当事者)の思いと取組み
- ②教師からみた吃音
- ③吃音者への合理的配慮
- ④参加者による分かち合い
計8名(うち3名は初参加)の方に参加いただきました。
和歌山言友会会員で教育現場に詳しいメンバーが進行を担当し、学校の養護教諭向けに吃音理解のために行った講演会で用いた講演資料をベースに勉強会を行いました。
教育現場で働く先生は吃音のある生徒に対して何ができるか。自分だったらどうして欲しいか。という視点で話し合いました。
「吃音が出ながらもよく喋ってくれる園児がいる。幼稚園教諭として自分はどう接したらよいか。」という質問に対しては、「先生の動揺が園児に伝わらないように、どっしりと構えて会話する。園児を焦らせないようにゆっくり話す。たくさん会話して、話すことの楽しさを伝える。」という意見が出ました。
講演資料の中の、「誰かと本音で生きるには吃音は避けられない」という言葉が印象に残りました。吃音のある人は、「吃音のことを自分の中だけで解決してしまいたい」と思いがちです。吃音のある人たちにとって少しでも心地よい居場所となるように、引き続き和歌山言友会の活動を行っていきたいと改めて思いました。
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